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外科疾患

 

皮膚皮下腫瘤切除

局所麻酔下で腫瘤切除を行います。粉瘤摘出もおこなっております。尋常性ゆう贅(いぼ)の治療として切除療法に加え令和2年秋からは液体窒素による凍結療法も行っております。

鶏眼魚の目、胼胝腫タコ

刺激による角質増殖がその本態であり、中心に角栓(芯)を伴うのが鶏眼(魚の目)と呼ばれます。治療は機械的刺激の除去対策に加え、膏薬パッドを貼付し、後日浸軟した部分を削ります。また、令和2年秋からは液体窒素による凍結療法も行っております。

陥入爪巻き爪

原因は色々ありますが、まずその原因の除去が重要です。実際に局所麻酔下で陥入している爪部分を切除します。

ばね指

いわゆる滑車と同じ役目を果たす靭帯性腱鞘が度重なる機械的刺激により浮腫、線維化を来すことが原因です。刺激原因の除去に加え、注射を行っておりますが治療に抵抗性の場合は腱鞘切開も考慮します。

熱傷やけど

火傷になった場合は熱傷の深部への進行を予防するため、すぐに流水などで冷却してください。軟膏処置を中心に処置を行っております。

一般外傷(切創、挫創など)

外傷の処置として、局所麻酔下に縫合術を施行しております。

骨折

レントゲン、CT検査で診断し、治療を行います。松葉杖の貸与も行っております。専門的な治療が必要と判断された場合は、連携する整形外科をご紹介させていただいております。

腰痛症

 一言に腰痛と言っても、原因は多岐にわたり手術が必要となる場合もあります。このため当院では基本的に「腰痛診療ガイドライン 改定第2版」に準じて診療を行います。まず危険信号、神経症状の有無を判断し、必要であれば原疾患の検索、レントゲンに加えて必要であればMRIの撮影(当院には残念ながらMRIはありませんので近隣の病院に依頼しております)を行い精査します。いわゆる古典的な痛み止めに加え、その他の薬剤、物理療法を組み合わせて治療しております。専門的な治療が必要と判断された場合は、連携する整形外科をご紹介させていただいております。

肩関節周囲炎(凍結肩)

​ いわゆる“五十肩”のことです。消炎鎮痛薬の内服に加え、注射等を行っております。専門的な治療が必要と判断された場合は、連携する整形外科をご紹介させていただいております。

変形性膝関節症

​ 国際関節症学会の推奨事項に対して日本整形外科学会膝関節症委員会が適合化した推奨ガイドラインでは、非薬物療法と薬物療法の併用によって改善されない場合は、人工膝関節を考慮するとあり、当院では保存的治療として鎮痛薬を基本とし、関節内注射、歩行補助具(杖など)、減量指導、運動療法などを組み合わせて治療いたします。専門的な治療が必要と判断された場合は、連携する整形外科をご紹介させていただいております。

手術室

​当院では、中村外科時代から全身麻酔手術、腰椎麻酔手術、局所麻酔手術を行っております。

鼠径ヘルニア(そけいへるにあ:いわゆる脱腸)

​ 足の付根の上のあたりが盛り上がるのが鼠径ヘルニアです。お腹に力を入れると腸がはみ出てくるため更に盛り上がります。お腹の壁を構成している筋膜が加齢と共に脆弱化するために起こります。腸がはまり込んで戻らない「かん頓」という状態になると腸が阻血して壊死をきたしてしまうため、その前に治療します。治療は手術です。基本的に腰椎麻酔をかけて行います。当院では手術当日入院で手術を行っております。

胃癌

 日本の胃癌は日本胃癌学会がまとめた「胃癌取扱い規約」によって規定され、「胃癌治療ガイドライン」に基づき治療が行われております。胃癌は早期発見、早期治療が基本となります。当院では上部消化管内視鏡、上部消化管造影検査を人間ドック、川越市の胃がん検診で行っております。近年の化学療法(抗がん剤)の進展は目覚ましいものがありますが、治療の基本は手術による胃切除術です。早期の病変に対して内視鏡(胃カメラ)による切除も最近は行われております。当院では埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科、消化器・肝臓内科と連携し治療を行っております。

大腸癌

 日本の大腸癌は大腸癌研究会が作成した「大腸癌取扱い規約」により規定され、「大腸癌治療ガイドライン医師用2019年版」に基づいて治療が行われております。我が国の大腸癌に対する健診法は便潜血検査2日間法が用いられております。また、当院では注腸検査に加え、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を実施可能であります。大腸癌も治療の基本は切除術です。当院では埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科、消化器・肝臓内科と連携し治療を行っております。

痔疾患

内痔核の治療は、坐剤による治療に加え、手術による切除療法、また近年では注射による治療法もあります。

 
 
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